私たち、グローバルスポーツアカデミーは、「文武両道」を掲げ、子どもたちが大人になったときに、どんな局面でも自分で打開できる人間を育成していきたいと考えております。

様々な人と出会い、いろいろな「環境」にふれ、子どもたちは経験値を上げながら成長していき、そこで得た経験は自分の人生の可能性や選択肢になります。 

私は、早稲田大学で「スポーツ教育」と「スポーツ運動学」を主に勉強し、卒業後は、海外（ドイツ・ポーランド・オーストラリア）でプロサッカー選手になり、引退しました。

その経験の中で最も強く感じたことは、海外のスポーツや教育は、日本と比較して大きな差があるということです。

世界のバルセロナのカンテラ（下部組織）は、サッカークラブと学校が連携し、一貫して「文武両道」の世界観を作っていることをご存知でしょうか。

決してサッカーだけをやっていればいいわけではなく、勉学・私生活にもしっかりと力を入れています。

そのため、世界のアスリートたちは、文武両道であるというブランディングが確立されており、引退後の就職・独立もスムーズです。

つまり、海外は、選手たちがセカンドキャリアに不安を抱えることなく、全力で選手生活に取り組める環境が整備されているのです。

私自身もリクルート時代（今現在も）、戦力外を受けたアスリートの就職支援サポートをしていますが、日本でもこの世界基準を浸透させていくことが私の使命だと感じています。

ＧＳＡの取り組みにより、子どもたちやその保護者の方々が、サッカーだけではなく、「文武両道」の世界観を体感していただけることを願い、私の挨拶とさせていただきます。

グローバルスポーツアカデミー代表 

畠山 祐輔